モマ笛・津屋崎人形
目のあるものは苦手だけど,民芸品であれば「(まあ)よい」ということにしている。博多駅にて,びみょうに表情の違う2羽を連れて帰ることにした。家では水屋箪笥の最上段に。一見すずめにもみえるが,頬に黒斑がない。ちなみに「ニュウナイスズメ」も頬に黒斑がないが,くちばしは黒色という。
240年以上の歴史を持つ津屋崎人形の中で最もポピュラーなのがモマ笛です。 福岡県福津市津屋崎ではフクロウのことを「モマ」といい、江戸時代から縁起物として地元の宮地嶽神社でモマ笛が授与されていました。 吹くとフクロウのように「ホーホー」と音がします。 かつてはお年寄りがこの笛を吹いて気道を広げ、食事の喉の通りを良くするために使っていたとも言われています。 またフクロウは先を見通す能力を持つ生き物とされ、世界的にも縁起の良い生き物とされています。